これまで外国人の入国に関しては法務省の入国管理局が管轄していました。今回の改正で新たに「出入国在留管理庁」を新設して法務省の外局として格上げして、出入国行政に加えて、在留管理行政も統括する組織改変が行われました。
出入国在留管理庁の役割は、①出入国及び在留の公正な管理を図ること、②出入国及び在留の公正な管理を図る任務に関連する特定の内閣の重要政策に関す
る内閣の事務を助けること、とされています。
特定技能の分野でいえば受入れ機関や登録支援機関に対して各種届出、助言・指導・報告、改善命令等を行う管轄行政機関として機能していくことになります。