7月26日、中央最低賃金審議会は平成30年度の最低賃金額の改定目安を答申しました。 最低賃金額は都道府県ごとに設定され、各地の経済状態をもとに改定額をABCDの4つにランク付けします。
今年度の改定額の目安はAランク27円、Bランク26円、Cランク25円、Dランク23円となりました。
都道府県ごとのランキングは次のようになります。
正式な改定は毎年10月ごろに決定されます。答申通りの引き上げになった場合、Aランクの都府県の平成30年度の最低賃金額は次のようになります。
目安引き上げ額の加重平均は26円となり、答申通りの引き上げ額が実現されると、最低賃金が時給制に変わった平成14年度以降最高額の引き上げとなります。
答申の詳細は厚生労働省のサイトにもアップされています。あわせてご参照ください。